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2011年 03月 16日 |
日本が大変なことになってる。

2011年3月11日のわたしはちょうど京都旅行の最中で、
本震の14:46頃はちょうど天龍寺の篩月でごはんを食べてた頃のよう。

その時に沢山もらっていたメールなどには気が付いていなくて、
その後金閣寺へ行き、また別の場所へバスで移動中、
たしか17時すぎに携帯とiphoneみて知った次第。

最初、ちょうど上にあがってたどなたかのツイみて、ライブ中止ってそんなになの?って思ったのを覚えてる。
その後詳細情報を教えてもらってバスの中で色々調べて驚いたけど、
自分が今居る街はほんと普通に動いているし、
出先だったからニュースもなんも入ってこないので、
なんだかわからない…ってのが正直なところだった。

親に電話したら最初運転中モードになっていて、しばらくして繋がったらば結構普通で、
物は落ちてるけど大丈夫、と言っていて、
そのときわたしは事の重大さをあまり理解できていなくて、
わたしも、日曜には帰るからじゅうぶん気をつけてね、位しか話してなかった気がする。

ホテルに戻って、テレビをつけたら大惨事が映っていて血の気がひいた。

そのあとホテルの方が号外を持ってきてくれてそれも衝撃的だった。
会社の同僚からは、隣の建物の天井が落ちて救急車が沢山きてたってメールをもらっていたけど、
それもニュースで映像がながれていて目にすると、たまにランチでいくところでほんとこわかった。

幸いわたしの知人らは怪我等もなく、無事だったけど、
いわゆる帰宅難民になっていて何時間もかけて帰宅したらしい。

次の日の振り替えの新幹線もとれない状態だったことから、予定通りの帰宅にしよう、ということになって、
土曜日も京都に滞在していたけど、なにをしてたかあんまり覚えてない。
友人宅が断水になってしまっていたので、うちに水を汲みにくるのとかお風呂を貸すのを手配したりとか、
ひとまずものすごい帰りたかった。
多分、京都に居た方が余震も感じないし、ライフラインも通常だからいいのだろうけど、
とにかく帰りたかったんだよね。

日曜日も街は普通にまわっていて、なんか整理できない感じだったけど、
東海道新幹線も通常運行、電車も比較的通常の時間で帰宅できた。

けどもやはり電車が空いていたり、コンビニに物がなかったりと、
非日常な感じがしてこわかったけど、
帰ってこられてよかった、とほんと思った。


今わたしは通勤を禁止されているので在宅勤務・待機中で、
余震を家で感じながら今週は過ごすことになりそう。
わたしが住む地区の計画停電は、自治体のアナウンスによると今週見送りなのだそう。

今週末にはまた会社の方針が決まって、来週以降の出勤の有無が決まるだろうけど、
どうなるのだろうね。
わたしは本震を受けていないから平気なところもあるけども、
会社はものすごい揺れていたらしいから、同僚らもメンタル的なところも影響がでるだろうな。

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また普通に早朝に起きて電車乗って仕事して、お昼にちょっと遠くまでおべんと買いにいって、また仕事して、
急いであがってライブいって帰って寝て、って感じの暮らしがしたい。

被災されている方からみれば、わたしの今の状態なんて非日常ではないと思われるだろうけども、
わたしにとっての非日常である今からみると、日常はほんとうに贅沢なまでに恵まれていたことがわかるし、
この今の感覚は決して忘れてはならないのだろうな。と思う。
その贅沢な日常に積んだ物事が今の自分を助けていることからも、
やりたいと思ったことはそのときにやる努力をしなければならないな、と思った。

なんだかまだまだ長期戦て様相だけど、継続し続ける事象はそうそうないものだから、
なんとか乗り切って、少し盛った位の思い出話になることをイメージしつつ生活していこうと思う。



2011.3.16
忘れぬように記してみる。
# by hatiko_ko | 2011-03-16 22:04 |